もはやチラシの裏       壁]ω・)その場しのぎ(・ω[壁


by ankoro10
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カテゴリ:月の七日( 11 )

あとがき

どうしても一緒にいれない月と花。
要は、振られたときに書いたものです。
正確には、振られてから2~3ヶ月空いていましたが。
丁度、というか友達の恋人の書いた小説を見せてもらったのがきっかけで
ぶらぶら歩いてるときに思い浮かんだのを
その場に座り込んだりして書いたのを覚えています。
初めの方はすらすらと書けたんですが、
終わりの方になると、書きたい曜日が先の方だったり
順番に仕上げたいとか思ったりで、
その場で思いついたことを忘れたりもしてたと思います(・ω・`)

タイトルは『月の七日』、八日あるぢゃん。
月にとって、花のいない、話すこともできない日は
日として数えられない、という意味でです。
最後の「空曜日」は後々書き足したものなので、
タイトルは考慮せず、多分文体も違ってるかもしれませんorz

空。あまり会話はありませんでしたが、
月の内面を表す、月の側にいる心の役割。
月は自分の気持ちが分かっていません。
本当に、別れてから自分の気持ちに気付くの、馬鹿です。

月。自分に見立てて。
ちなみに、実際の1人称は「私」ではありませんが(/∀`*)
リアルで見せた人には
月の嫌いな時間が来ました。
また、会えるから、
会いたいから、
別れを言います。

木曜日の別れの部分がすごくいい、と言われました。
それはそれで嬉しかったんですが、
月は元々、紫が好きでした。
いつからか、月にとって、
紫と好きは、同じ意味を持つようになりました――

金曜日、この部分。
これを書きたいがためにこれを書いたと言っても言い過ぎj
いや、言い過ぎですけど。
それでも自分で気に入っているのがこの部分。
ただ、好きで。
本当に好きと言えばその人しか浮かばない。
そんな時期に書きましたが、今は分かりません。
その人には今は一応諦めもつきました。
他の人と付き合おうとは努力していますが、
見つかる見つからない以前に、見つかったとしても
その人に向かって「好き」と言えるか、分かりません。
諦めと、心変わり。
このふたつは同じではありません。少なくとも自分の中では。
別れてから、ヨリを戻そうとしたとき、
「こんなに好きになったことがないから、どうしたらいいか分からない」
と言いました。そのときはメールでしたが。
そう送ったときは、もう一度付き合いたいがために言ったのですが、
実際にそうなりました。
それで、相手には迷惑になっていたみたいですorz
学校卒業して、縁が切れる前に、また話したいです。
けど、嫌がられるのも嫌ですね(つД`)
正直、相手は別れる前から冷めてたのだとも思いました。
どっちにしろ、自分が悪いんですけど。
これだけ悩んで、まだ悩むかもしれませんが、
一つ救われた言葉があります。
「人生で回り道をしても、その道は回り道をするのに最短距離」
正確じゃないですけど。
これ見て、知ってる。って方はニヤニヤしててください(/∀`*)
ずっと、早くまっすぐ進むのが正解だと思っていた自分。
ただの言い訳にもなりますが、
付き合っていて、別れたのも、しっかりと自分の道は進んできたんだと。
まっすぐに戻るためにずっとヨリを戻そうとしていました。
今は、脇道でも歩いて、走ろうとしても走れない、そんな感じですが、
それでもいいんだと、思えました。

花。大好きだった、大好きな想い人。
初めて11ヶ月なんて長い時間一緒にいて、
喧嘩も何回かして、その度別れるだなんて。
結局別れたのは、自分が別れを言いだしたから。
今までずっと悔やんだ別れ話。
喧嘩別れで、周りに相談していれば言わなかったかもしれない。
そんなこと考えても何にもなりませんが、それが後悔orz
こんないい人とまた会えるんでしょうか(・ω・`)
近いうち、携帯買って恋人探しだー(o´∀`)ノ
・・・うん。

『月の七日』への投稿は多分これでお終い。
上から順に読めるように日付直しておきます。

本来の日付はこちら
『月の七日』
「月曜日」5/16
「火曜日」5/17
「水曜日」5/18
「木曜日」5/19
「金曜日」5/20
「土曜日」5/21
「日曜日」5/22
「月曜日」5/23
「空曜日」7/12,14
「あとがき」7/15
2005年。

読んでいただけた方には再度、感謝いたします(つД`)
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by ankoro10 | 2005-05-25 20:55 | 月の七日

月曜日

月は花が好きでした。
毎晩、空に昇るのも、花を見るため。
空がじゃまをして、花を見れない日もありましたが、
それでも月は、毎晩花の方を向いていました。
ある晩、月は言いました。今日は空のじゃまはありません。
「お前はどうしてこっちに来ないの?」
花は返事をしました。
「こんばんは。今日も良い月だね。
でも、ごめんね。
僕は、空がいるから君のところには行けないんだ。」
「えぇっ。どうして?
今日の空はこんなにも機嫌がいいじゃないか。」
「空が許してくれるなら、
僕だって、君のところに行きたいんだけどね。
君は、空と話せないだろう?」
確かに月は、空と話をしたことはありませんでした。
それでも月は、花を見つけるずっと前から
空のことは見ていました。
月は、空のことを理解しているつもりでした。
花は言葉を続けます。
「君の方が、ずっと空と近いのにね。
空から話しかけられたことはない?」
「ううん。空が話せることも知らなかったよ。」
話しかけられたことがある気もしましたが、
きっと、そら耳だろう、なーんて。
「月、君はいつも空の機嫌のことを言ってるよね。
でもね、君の言う機嫌の悪い日っていうのも
僕には大切なんだ。
もちろん、機嫌が悪い日ばかりでも困るんだけどね。」
花は苦笑しながらそう言いました。
月は考えました。
花は、私のことを見れない日も大切なんだって。
私が花を見れない日は意味があるのかな――

別れの時間が来ました。
月は急いで言います。
「また明日ね。」
花は、のんびりと言います。
「うん、また今度ね。」
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by ankoro10 | 2005-05-23 19:30 | 月の七日

火曜日

「こんばんは。今日も良い月だね。
いるなら言ってくれればいいのに。」
「今日も空は機嫌がいいね。
誰かと話していたようだったけど、
誰と話していたの?」
「空とだよ。」
花は苦笑して、言いました。
「何を話していたの?」
「秘密だよ。
知りたいなら、空に聞いてごらん。」
どうやったら、空と話せるのかな。
それとも、話しかけてくれるのかな。
空は、いつも通り。
私には何も聞こえません。
「今日は暑いねぇ。」
そう言ったのは、花。
空は、私と花の会話を聞いているのかな。
「大丈夫?私には暑さとか分からないけど、
暑いっていうのは苦しいの?」
「苦しくはないけどね。
少し、喉が渇くかな。」
「なら、良かった。
ちなみに、喉が渇くっていうのも分からないけど。」
「君はいいね。やっぱり君と僕は違うみたいだ。」
それは、月にも分かっていることでした――

夜明けが近づきました。
月と花は別れを言います。
「また明日ね。」
「うん、そうだね。」
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by ankoro10 | 2005-05-22 19:29 | 月の七日

水曜日

月は花が好きでした。
今日の空は、機嫌が悪いようです。
月には花が見えません。
「花、いるかい?」
逆もまた同じです。
「こんばんわ。今日も良い月だね。
ここにいるよ。」
少し嬉しそうな声が聞こえてきました。
「お前には私が見えるの?」
今まで、何度かしている問いです。
少しだけ、皮肉を込めて。
「目には見えないけどね。少しは分かるよ。」
「何が分かる?」
そう言う月の声は固い気もします。
花は答えます。
「いつも通りだよ。」
「違うよ。」
月はすぐにそう言って、続けます。
「空の機嫌が悪い日は、私は嫌なんだ。」
「そうだよ、
だから君は、いつも通りなんだよ。
君の言う、空の機嫌が悪い日は、いつもそうなんだ。」
やはり、花は嬉しそう。
月は、耐えられずに聞きました。
「僕は君のことが分からないよ。
なんだか今日の君は楽しそう。
何をしているの?」
「君はきっと、言われても分からないよ。」
月は、押し黙ってしまいました。
花は、私がいない方がいいと思ってるのかな。
花は、何をしてるんだろう――

「花。」
月は呼びかけました。
返事は、ありません。
どうやら、別れの時間は過ぎていたようです。
「また、明日ね。」
月は、呟きました。
どこからか、声が聞こえた気がしました。
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by ankoro10 | 2005-05-22 19:06 | 月の七日

木曜日

月は花が好きでした。
今日の空の機嫌は、上々。
月は、花がこんな風に
見え隠れする日が気に入っていました。
次に花を見つけたときに、声をかけます。
「昨日は、ごめんね。
別れも言えないで。
今日はお前が見れてよかったよ。」
「こんばんは。今日も良い月だね。
いいんだよ、気にしてないから。」
明るい声が、返事をしました。
こんな日、月は、花が見えないときは
返事をせず、
花が見えるのを待ちます。
「元気そうだね。
今日はみんな、青々としているよ。」
「そうだね。
あっちは見える?」
月は、見え隠れする花の指さす方を
見渡しました。
「僕もあんな風になれるかな?」
月は、やっと花の指さすものが分かりました。
そこには、大きな枝を持った緑がありました。
緑を見たあと、月は、花を探して言います。
「なれるかは、分からないよ。
でも、今のままがいいかな。」
「そうなのかな。」
そう言う花の気持ちは、
月には分かりません――

月の嫌いな時間が来ました。
また、会えるから、
会いたいから、
別れを言います。
「また明日ね。」
「うん、またね。」
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by ankoro10 | 2005-05-21 16:42 | 月の七日

金曜日

月は花が好きでした。
今日は、花の近くに影が見えます。
虫が、花の周りを飛び回っていました。
月は呼びかけました。
「お前の側にいるのは、知り合い?」
「こんばんは。今日も良い月だね。
友達だよ。
仲がいいんだ。」
月には気がかりでした。
花にとって、私は、何なんだろう。
花は構わずに続けます。
「虫は、こんな風によく遊びに来てくれるんだ。
でも、あっちに行っちゃう虫も、多いかな。」
花はまた、昨日の緑を指していました。
「あんなに大きくて、目立つんだから。」
月は、やっと言い返します。
「私には、お前の方がよっぽど目に付くよ。
あんな大きな緑よりも、すぐに見つけられる。」
細い茎の上にある、
透けるような紫色。
虫たちは見えているのかな。
きっと、見えないんだろうね。
見えなくてよかったよ。
虫たちがいっぱい寄ってきて、
花が見えなくなったら嫌だしね。
月は元々、紫が好きでした。
いつからか、月にとって、
紫と好きは、同じ意味を持つようになりました――

「月。」
急に呼ばれました。
「今日は考え事でもしてるの?
またね。」
気が付いて、慌てて返事をします。
「また明日ね。」
花は、もう見えませんでした。
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by ankoro10 | 2005-05-20 16:41 | 月の七日

土曜日

月は花が好きでした。
月は、花のことを知っていました。
知っている、つもりでした。
月と花が、離ればなれでなければいけないことも。
今日は、花が見えません。
「花、急にいなくなったりしないでね。」
「こんばんは。今日も良い月だね。
どうしたの?
そんなことは初めて言うね。」
月は、花の仲間たちを今までたくさん見てきました。
もちろん、花自身は他にはいません。
月にとって、花の仲間たちは、
突然現れて、突然消えていくものでした。
どうやって、そうなるのかは分かりませんでしたが、
花もいつかそうなるだろうと、
月は思っていました。
「こっちに来るのは、まだ止められているの?」
月は、花が自分のところへ来れば、
ずっといなくならないかもしれない、
そんなことも考えていました。
「きっと、ダメだよ。」
花の答えは、月には分かっていました。
花は喉も渇くそうですし、
月のところでは暑いかもしれません。
どちらも、月にはどうやって防ぐか分からないことでした。
花のことを考えれば、
今のままが一番なのです――

空が白んできました。
この時、今日初めて花が見えました。
「いなくなってほしくはないけど、
どうしてもそうなるときは、必ず教えてね。」
「分かったよ。
僕にはまだ、いなくなるって分からないけど、
きっと、そうするよ。
またね。」
そう言って、また花は見えなくなりました。
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by ankoro10 | 2005-05-19 17:57 | 月の七日

日曜日

月は花が好きでした。
なぜか?と聞かれても、
確かな答えは持っていませんでしたが。
月は、急に問いかけました。
なんとなく、気になって。
「どうしてお前は動かないの?」
花はのんびり答えを返します。
「こんばんわ、今日も良い月だね。
少しずつだけど、動いてるんだよ。
上の方に、少しずつ。」
言われてみると、そんな気もしました。
あまり変わらない気もしましたが。
「そのままこっちまで来れるの?」
「行けるかもね。
でも、すこし方向が違うかも。」
月は、残念に思いました。
やっぱり、花とは一緒にいられないんだ。
でも、花のことばかりは言えません。
月は、自分は動いているつもりでも。
花との間は、ずっと変わりませんでした。
それは、月にとって、
動いていないのと変わりませんでした。
毎日、近づくことはできず。
初めは、見るだけで幸せだったのに、
いつから変わったのでしょうか――

太陽が見えました。
花はすぐに口を開きました。
「おはよう。今日も良い日だね。
君たちが顔を合わせるのは初めて?」
「違います。」
太陽が、答えました。
そう、初めてではありません。
花も一緒にいる、というのは初めてでしたが。
月は、気付きました。
もう花は、こちらを見てはいませんでした。
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by ankoro10 | 2005-05-18 22:17 | 月の七日

月曜日

月は花が好きでした。
「こんばんは。」
誰に対してか分からない言葉は、
耳に残ります。
月は、相変わらず同じ向きを向いていますが、
見ている景色は違いました。
「花は、私がいなくなったら、
涙を流してくれるかな?」
月は、言いました。
自分にだけ、聞こえるように。
どこからか、声が、聞こえました。

月は花が好きでした。
それを知っているのは、
月と、空でした。
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by ankoro10 | 2005-05-17 18:37 | 月の七日

空曜日

花はそこにいます。
花だけでなく、全てのものが月の側に。
今までは見えていなかっただけかもしれません。
それでも、見えないものには価値を見いだすことはできません。
まだ、見えていないものはどれほどあるかは分かりませんが、
今見つけたものは、月にとって、今生まれたものです。
空に浮かんだ、それは道です。
色を持って、鮮やかに月を引きつけます。
それは、ずっと遠くへ進んでいるようにも
花から逃げようとしているようにも見えますが、
月には、示されたそれが、それに乗っていかなければ
ならないものであるように思えて――

道は、花へも繋がっていますが、
月にはその道は通れないものであるかのように
また空もそれを阻むかのように。
道は続いています。
一直線ではありません。
一本道でもありません。
通るものがいるから、そこは道なのだと、月は思います。
どこまで進もう。
花が見えなくなるまで、
それとも、新しいものが見えるまで。
月の知らないものは道の向こうには見えるだろうか。
見えなければ、私は進まないだろうか。
とりあえず、行ってみよう。疲れるまでは。

行こう、空。
お前なら花のことをいつでも見れる。
返事はなくても、月は安心して前に進み出しました。

7/14
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by ankoro10 | 2005-05-16 21:14 | 月の七日